複合文化論系演習(国民文学から世界文学へ)
基本情報
- 科目名
- 複合文化論系演習(国民文学から世界文学へ)
- 副題
- ゴシック小説から幻想文学へ
- プログラム
- 異文化接触
- 授業タイプ
- 演習
- 担当教員
- 亀井伸治
- 曜日
- 金曜日
- 時限
- 4時限
- 教室
- 32-229
- 授業シラバス
- [シラバスへのリンク]
授業概要
この演習では、ツヴェタン・トドロフらの定義付けに照らして、十八世紀末に「幻想文学」が生まれた過程とその時期における文学作品(主に欧米の小説)を扱います。
具体的には、例えばドイツ語圏であれば、ロマン主義の前段階としての「恐怖小説(ドイツにおけるゴシック小説)」から、フロイトが言うところの「不気味なもの」に満ちた E. T. A. ホフマンやルートヴィヒ・ティークの作品などへの移り変わりを考察することになります。
またそこでは、他国の文学との相互影響関係も無視することはできないので、ヨーロッパ文学全体に対する広い視野が必要になるでしょう。
具体的には、例えばドイツ語圏であれば、ロマン主義の前段階としての「恐怖小説(ドイツにおけるゴシック小説)」から、フロイトが言うところの「不気味なもの」に満ちた E. T. A. ホフマンやルートヴィヒ・ティークの作品などへの移り変わりを考察することになります。
またそこでは、他国の文学との相互影響関係も無視することはできないので、ヨーロッパ文学全体に対する広い視野が必要になるでしょう。
授業計画
初回はこの演習の目的と概要を説明します。2回目から数回は、講義形式で、テーマに沿ったさまざまな作品やモティーフを採り上げて解説します。
それ以降は、各人が関心を持って選んだ話題や文学作品について調べたこと、考えたことを順番に発表してもらいます。またその発表に対しての質疑応答やディスカッションを出席者全員で行います。
最後回は、全体のまとめと補足をします。
それ以降は、各人が関心を持って選んだ話題や文学作品について調べたこと、考えたことを順番に発表してもらいます。またその発表に対しての質疑応答やディスカッションを出席者全員で行います。
最後回は、全体のまとめと補足をします。