美の制度

基本情報

科目名
美の制度
副題
美しいものを美しいままに―文化財保存制度の諸問題―
プログラム
感性文化
授業タイプ
講義科目
担当教員
杉山卓史
曜日
木曜日
時限
2時限
教室
38-AV
授業シラバス
[シラバスへのリンク]

授業概要

もし「何を美しいと思うかは時代と民族によって変化する」ということが正しいならば、「美しいものは時代によって変化する」ということも正しいのではないでしょうか。「今は美しいものも時間が経てば美しくなくなってしまう」ことをよく知っていたからこそ、人類は美しいものを美しいまま後世に遺すための技術と制度を練り上げてきました。それが「文化財保存」の技術と制度です。本授業では、そのうちの制度面の諸問題を、受講生の皆さんとともに考えていきたいと思います。

授業計画

1: 第1回
イントロダクション

2: 第2回
国内的および国際的文化財保存制度の概要紹介と用語の整理

3: 第3回
専制政治により専制政治のために建設されたピラミッドを破壊してよいか?(1)

4: 第4回
専制政治により専制政治のために建設されたピラミッドを破壊してよいか?(2)

5: 第5回
専制政治により専制政治のために建設されたピラミッドを破壊してよいか?(3)

6: 第6回
文化財は誰のものか?(1)

7: 第7回
文化財は誰のものか?(2)

8: 第8回
文化財は誰のものか?(3)

9: 第9回
保存するに値する文化財とは何か?(1)

10: 第10回
保存するに値する文化財とは何か?(2)

11: 第11回
保存するに値する文化財とは何か?(3)

12: 第12回
美しい偽物と美しくない本物、どちらを取るか?(1)

13: 第13回
美しい偽物と美しくない本物、どちらを取るか?(2)

14: 第14回
美しい偽物と美しくない本物、どちらを取るか?(3)

15: 第15回
まとめと補足