複合文化論系演習(パフォーミング・カルチャー論)

基本情報

科目名
複合文化論系演習(パフォーミング・カルチャー論)
プログラム
異文化接触
授業タイプ
演習
担当教員
森利枝
曜日
木曜日
時限
3時限
教室
32-227
授業シラバス
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授業概要

 人間は、孤独ではありえても、孤立してはありえません。その人間が他者とかかわりを持つとすれば、表象をする者としてであるといえます。本演習においては、対話を通じて,人がいつのまにか持っている判断の型(form)を表象し、遂行する(per)場を人為的に設定して、人間の相互的関係を考えるヒントを探ります。
 具体的には、教育や訓練、環境によって形成されるであろう「価値」の表象について、判断の齟齬を切り口にして対話を通して考えることを試みます。中世ヨーロッパに大学が生まれてから今日まで、大学教育の基底をなすと目されるリベラル・アーツは自由人のための「芸術」ではなく自由人が身につけるべき「知識と技術」を意味していることを議論の拠り所とします。受講者には、一人ずつ、「世界の意見が二つに分かれるような」テーマを設定してプレゼンテーションを行い、クラス内での対話を促進することと、積極的に対話に参加することが求められます。

授業計画

1: 第1回
オリエンテーション:この演習のテーマとねらい、運営方法について説明します。

2: 第2回
オリエンテーション:プレゼンテーションの方法といくつかのプロトコルについて説明します。

3: 第3回
発表と討議

4: 第4回
発表と討議

5: 第5回
発表と討議

6: 第6回
発表と討議

7: 第7回
発表と討議

8: 第8回
発表と討議

9: 第9回
発表と討議

10: 第10回
発表と討議

11: 第11回
発表と討議

12: 第12回
発表と討議

13: 第13回
発表と討議

14: 第14回
発表と討議

15: 第15回
演習全体の省察と、文化構想学部で学ぶことについて討議を試みます。